最近の読了。
「星封陣」
現在読書中。
「鳥玄坊」
「火怨~北の燿星アテルイ~」
あわや全巻購入を踏みとどまりちまちま古本屋をあさっているのが、
「月に叢雲花に月」
ブギーポップは、多分買わなくても弟が持っているような気もしましたが、何となく。
ストーリーそのものは、ヒドい言い方をするとよくある話かな?とも思ったんですが、構成がすばらしく、沢山のキャラクターをまんべんなく書いているのがスゴいなあ、というのと、これがデビュー作という事実。当時28歳だそうです。同作者の「殺竜事件」には以前から興味があったので、いっそう読みたいと…。
星封陣は、最近気にかかっている高橋克彦で読みやすそうな中篇はないかなーと、買ってみました。あらすじに物部氏の名があったので…。
いわゆるトンデモ古代史、といいますか、まあ伝奇小説です。
…伝奇小説の主人公は美形でなくてもアリかもしれないな。と、思いつつ。太った「若」が封印を解くたび体重が減っていく、といのはナカナカうらやま…じゃなくておもしろかったかと。
物部十神宝の十握剣ってスサノオが大蛇退治をしたときの剣だよな、と検索したらビンゴでした。元々はイザナギの剣だったようで。
しかし、東北、やはりミラクルワールドな気が…。
武蔵の国も探せばこれくらいあるのだろうか…、ストーンサークルとか巨石とか。
こうした謎解き冒険活劇は好きです。
同系統の鳥玄坊、明石散人の本は雑学ネタ本ぽいのしか読んだことがなく、小説は初めてです。
正直どれがネタでどれが史実なのかがチンプンカンプンです。
イロイロ知っていたらおもしろさ倍増なんでしょうが…。
箸墓が卑弥呼の墓って説は、ペルシアの姫だったというのは実際ある説なんでしょうか?
ヨノナカわからん事だらけだよ。
火怨は、母礼がかっこいいいいっす!アテルイも。
母礼の妹の佳奈ちゃんもいいカンジで、続きが楽しみなんですが、いかんせんハードカバーなもんで、持ち歩いてないので、いつ読了するのやら…。
「月に叢雲花に月」
…実は読んでなかったんです。
ああっ、でも。ネタかぶんないように気をつけよう…。
私が逢魔を書く際に参考(?)にしたのは「すっくと狐」だったり。
オノレの無知をじわじわボディーブローでこう責められるような感覚で。いや、素人だし!とひらきなおるしか術はないのでしょうが。