|
今野 敏
角川春樹事務所
¥ 1,680
(2010-01)
|
安積班、単行本化されている中ではこれが最後(先に「烈日」を読んでしまったので……)
帯には
押井守監督からのコメントも。
期待の高まる感じでありますが……。
ネタバレは以降。
パトレイバーの特車二課が登場するのです。
……っても登場人物達が安積課長達の前に現れたりはしないんですが。
安積係長、速水さん、後藤さんが同期という設定で、
湾岸署が新設されて、そのどさくさで別館扱いで特車二課が13号
埋立地にやってくるという話。
それらしく、事件はビックサイトの
爆破予告。
ネットを使った仕掛けや、人物設定など、どことなく
パトレイバーらしい(?)雰囲気をもたせつつ、しっかり安積班シリーズなのです。(当然ですが)
パトレイバーの名前は出てきませんが、特車二課の特殊重機という事で、
ゲリラ豪雨の中、シルエットの異様に安曇さんも圧倒されるという話。
後藤さんにすごく対抗心をもやしている速水さんが妙におかしかったり、
特車二課は二班あって、第一小隊は生え抜きだけども、第二小隊は……みたいなやりとりもあります。
これTBSのドラマでやらないかなあ。
(色々クリアしなくてはいかん問題はありますが)
つか、もう
パトレイバー実写でやってもおかしくないよなあとか思っちゃいました。
少なくとも
攻殻機動隊よりは現実的ではないかと。
そして
ジョジョよりも……ゲフンゲフン。
久しぶりに
パトレイバー読みたく(見たく)なりました。