見ましたー。
こんだ夢でなくてちゃんと映画館で。
ネット上での評価が微妙だったんでどんなかなー?と思ってましたが、普通におもしろかったです。
しかしアオリにある、人魚姫からキリスト教的要素を無くして、って、人魚姫のキリスト教的要素ってどのあたり?
と、思って検索しましたら、似たような事を考える人はいるようで、すでにYahoo!知恵袋にあがってました;
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1117938846
やはり宮崎駿原作・脚本ってのがよかったのかなあと。
めずらしく中だるみがなく、最初から最後まで失速する事なく進んだのはラピュタ以来ではないか?(ほめ過ぎかな)
ネタバレは以下へ
つか、思いつきをとりあえず箇条書きで。
・両親を名前で呼ぶ意味→属性でなく、個として対等の関係
・5歳児を一人残す場面→自立への促し
・宋介がポンポン船のろうそくに火をつける→マッチを一人で使える
「ポニョ、お魚だったの」
「おじさんは昔竜だった」と言ってほしかった……。
※赤ちゃんを連れた婦人が千尋役の柊留美さんだったから;
なのでだんなさんがハクだったらいいな、と、こう。
フジモト氏萌え。
(いえ、私はどーも木村某が苦手でして)
グランマンマーレが肉感的で母性的というよりは女性的。
フジモト氏に触れる場面はたいそう官能的(妄想しすぎ?)
チキンラーメンが旨そうでした。
ジブリアニメの食べ物はなんでも美味しそうです。
人魚姫をベースに、ポニョが生まれた時の名前がブリュンヒルデだったり、フジモト氏が海底2万マイルのキャラが元ネタだったり、完全にオリジナルでないあたり、ゲド戦記を結局自分の作品として充分消化できなかった息子さんへのひとつの答えだったりするんですかね……。
他にも記号化されない両親、
自立を促される子供。
とか。
まあ、きっとちゃんとした考察は誰かがやってくれているに違いない。
ポニョは女の子形態より半魚人形態の方がきもかわいくて好みかも。
あれ、ちょっと鳥っぽいのは進化の過程をあらわしていたりするのか?考えすぎ?