A6notes

雑記帳に書くように、気軽に書いています。

思いついたネタメモがあったので

実際の事件とは関係ありません。

思うこと。

死を前にした男の前に死神が現れる。

誰からも愛される事なく死んでいく男は、最後にひと時の幸せを祈った。

男はつかの間だけ別の人間として生きる事を許された。

別人として、愛する妻と、子供のいる時間を堪能する。

「愛される事の喜び、愛する事の喜びを死ぬ最後に味わえてよった。」

と、男は思ったが、突然妻が通り魔の手によって命を絶たれる。

憎しみに見た犯人の顔は、元の自分の顔だった。

妻の亡骸にとりすがり、我に帰ると死神がたっている。

鏡の中にいるのは、妻を殺した男、そして元の自分自身だった。

男は罪の重さを悔い、償いを求める。