A6notes

雑記帳に書くように、気軽に書いています。

風の王国読了

まつろわぬ民人達。

化外の民。

ケンシ一族。

両刃の刀を持ち、

里と山の間にある。

ズッコケ3人組の「ズッコケ山賊修行中」を大いに思い出しました。

ズッコケシリーズの中でもかなり好きな話です。

あとは「うわさのズッコケ株式会社」のラーメン屋の息子君がとても好きだったなあ。

ってズッコケ3人組の話ではなくて。

もののけ姫の延長線上にあるのだろうか、と漠然と思ったりもしましたが、エミシ、アテルイ、傀儡子、といったあたりは予備知識もあまりなく(いえ他のこともあんまし知りませんが)、だからこそかえって興味深かったり。

余波で「もののけ姫の秘密」という本も読んでみました。ちょいこじつけっぽい感はいなめませんが、何より、そうした知識のある人が、民俗学的視点で読み解いてくれるのはとても助かります。(^^ゞ

千と千尋もこうした研究本もっと出てくれるといいんですけども。

民俗学でなく、心理学的な見地からででも…。ユリイカとか、キネマ旬報のムックとか、大分補完されてはいるのですが、…ひらたく言うともっと平易なお言葉で書いていただきたいなあ、と、聞きかじりおいしいトコとりな私は思うのです。