まつろわぬ民人達。
化外の民。
ケンシ一族。
両刃の刀を持ち、
里と山の間にある。
ズッコケ3人組の「ズッコケ山賊修行中」を大いに思い出しました。
ズッコケシリーズの中でもかなり好きな話です。
あとは「うわさのズッコケ株式会社」のラーメン屋の息子君がとても好きだったなあ。
ってズッコケ3人組の話ではなくて。
もののけ姫の延長線上にあるのだろうか、と漠然と思ったりもしましたが、エミシ、アテルイ、傀儡子、といったあたりは予備知識もあまりなく(いえ他のこともあんまし知りませんが)、だからこそかえって興味深かったり。
余波で「もののけ姫の秘密」という本も読んでみました。ちょいこじつけっぽい感はいなめませんが、何より、そうした知識のある人が、民俗学的視点で読み解いてくれるのはとても助かります。(^^ゞ
千と千尋もこうした研究本もっと出てくれるといいんですけども。
民俗学でなく、心理学的な見地からででも…。ユリイカとか、キネマ旬報のムックとか、大分補完されてはいるのですが、…ひらたく言うともっと平易なお言葉で書いていただきたいなあ、と、聞きかじりおいしいトコとりな私は思うのです。