A6notes

雑記帳に書くように、気軽に書いています。

考証等はとりあえずおいといて

「アマテラスの誕生」

という本がございまして、アマテラスは蛇体の男神斎宮はカミの嫁だった、というのがいきなりどーんと書いてありまして、

ふと思いついたお話なんですが、

どうも私は斎宮というと伊勢物語の恬子内親王がこう、浮かんでしまう。

んで、伊勢物語在原業平さんといえば、女を連れて逃げ出す途上、おりからの雷に小屋を出て女を守っていたところを鬼に連れ去られてしまう。(あれ?食べられちゃうんだったかな?)

火の鳥、「太陽編」壬申の乱の折、大海皇子は太陽そのものに神性を見出す場面、というのがあって(太陽編では当時伝来していた仏教と日本国内の産土神との闘争が描かれていましたが)。

壬申の乱のおり、太陽神たる蛇神にニエを捧げて皇位を得た天武天皇以降、伊勢神宮は力を持つようになり、皇統の安泰と国の繁栄を願い、捧げられる乙女達。

時を経て…神と思われている異形の眷属に恋人を奪われた業平は復讐のため、異形の元締めたる伊勢の蛇神に立ち向かう、…とかなんとか。

伊勢物語の東下りのあたりで霊山の富士で修験者に会ったりとか、そういうエピソードを膨らましに膨らませたら、伝奇ロマンが一個書けたりしないかなあ、それとももうそういう話あるのかなあ。

陰陽師ブームにあやかって(?)

夜な夜な斎宮の寝所に入り込む蛇なんてのはいかにもいかにもですが、艶っぽいカンジですし。

過去恋人を失いながらも懲りない女好きな業平さんとか。

でもって、世は藤原、摂関家の台頭へ移り変わっていったりなんとかかんとか。歴史、わからんです。

まんがで読む古典と、聞きかじりによる妄想その1。