A6notes

雑記帳に書くように、気軽に書いています。

屍鬼読了

恐らく4日~5日にかけて現場に泊まりこみになるのが容易に想像できたので、一気に読みきりました。

良かった。

以上。

それだけかい!

うーん、じゃあ読め!

以上。

ハードカバーで読まれた方も恐らく多いかとも思いますし、むしろ文庫で初読ってきっと出遅れなんでしょうね…。

恵、正雄、篤が好きな私って変でしょうか。

元子もスキかも、あ、あと伊藤郁美さん。

だって、なんだか同感な部分があって。

自分を特別だと思って欲しい、とかって感情、けっこう持ってしまったりしないかなあ?なんて。

私は他の人とは違うのよ、トクベツなの。

って、ちょっと甘美なんですが、客観的に考えてしまった場合、自分の凡々な所を自覚してしまうと、恥ずかしくてそんな感情は表に出せなくなってしまいます。

でも、その気持ちはココロのどこかでくすぶっていて、そろっと顔を出してしまったりしてしまう。

そして、こんな感想を持ったり、マイナーキャラにも注目する私ってちょっと変わってるでショ!ふふっ!という微妙にイタイ部分が垣間見れてしまったり…。

だから何となく。

そうした、ちょっと負な感情もさらりと、書いてしまう小野不由美先生ってスゲーなー、と、今更思いました。

何巻だったか忘れましたが、十二国記を読んでいた時もそんな感情が湧きました。

エンターテイメントとしておもしろいだけでなく、何かこう、気づかされる部分があるってステキですね。

しかも、こう、説教臭くないし。