恐らく4日~5日にかけて現場に泊まりこみになるのが容易に想像できたので、一気に読みきりました。
良かった。
以上。
それだけかい!
うーん、じゃあ読め!
以上。
ハードカバーで読まれた方も恐らく多いかとも思いますし、むしろ文庫で初読ってきっと出遅れなんでしょうね…。
恵、正雄、篤が好きな私って変でしょうか。
元子もスキかも、あ、あと伊藤郁美さん。
だって、なんだか同感な部分があって。
自分を特別だと思って欲しい、とかって感情、けっこう持ってしまったりしないかなあ?なんて。
私は他の人とは違うのよ、トクベツなの。
って、ちょっと甘美なんですが、客観的に考えてしまった場合、自分の凡々な所を自覚してしまうと、恥ずかしくてそんな感情は表に出せなくなってしまいます。
でも、その気持ちはココロのどこかでくすぶっていて、そろっと顔を出してしまったりしてしまう。
そして、こんな感想を持ったり、マイナーキャラにも注目する私ってちょっと変わってるでショ!ふふっ!という微妙にイタイ部分が垣間見れてしまったり…。
だから何となく。
そうした、ちょっと負な感情もさらりと、書いてしまう小野不由美先生ってスゲーなー、と、今更思いました。
何巻だったか忘れましたが、十二国記を読んでいた時もそんな感情が湧きました。
エンターテイメントとしておもしろいだけでなく、何かこう、気づかされる部分があるってステキですね。
しかも、こう、説教臭くないし。