A6notes

雑記帳に書くように、気軽に書いています。

ハーモニー読了

虐殺器官より格段に読みやすかったのは主人公が女性だったのと、ミリタリー描写が減っているせいなのか? 設定もより未来な世界観でありました。 ちょっと特殊な記述式があるのですが、それが最後の最後でオチにも絡むとは思いませんでした。 ある種のバッドエンドになってしまうのですが、不思議と嫌な印象はありませんでした。どこかさわやかな読後でありました。 とても印象に残ったセリフがあったので引用させていただきます。
なぜ人は何かを書くと思う。 さあ。 文字は残る。もしかしたら永遠に。永遠に近いところまで。