A6notes

雑記帳に書くように、気軽に書いています。

愛に狂い、迷った人

という共通項でくくられた田治見要蔵と森美也子というのは、なかなか新しい解釈で興味深かったです。
八つ墓村は映像化にあたり色々削ぎ落とさないと収まりきらず、何を削ぐかというところで演出の評価が別れるところだと思うんですが、途中美也子さんと辰弥の関係性で、あー、これはまた松竹(渥美清)かTBSドラマ(古谷一行)のパターンか……と、思っていたら、違った!

典子ちゃんの場面はかなり演出変わってましたが、ラストがこれならいい!

登場シーンは少ないのにこのラストに繋げられたのは見事だと思います。
少々辰弥君がクズい感じになってしまいましたが、ありありあり。

あと、吉岡金田一がキュートでした。

残酷演出も構図でうまいこと見せていたのもよかったと思います。
もうちょっと鶴子さんの幸薄い感じが出ていればよかったんですが、亀井さんが山口馬木也さんだからOKです。

次は亀の湯かー、こう、次回作へ繋がる演出いいですね。
手毬唄ですね。

どうせ何だかんだ文句言いながらきっと次も見るのです。BSプレミアム枠の金田一シリーズ。
(それとあわせて行われる深読み読書会も含めて)

最後に入った英雄達の選択の次回予告が尼子VS毛利なのもいいですね!