ハガレン最終巻読みました
もういっかい頭から通しで読みたい気持ち。
でも、家にあるのは16巻からなんだよなあ……。
群像劇としてのできの良さというか、シーンの為のキャラクターではなくて、キャラクターの行動ひとつひとつが納得できるというのがすごいなあと思います。
以下ネタバレ。
印象に残ったセリフをいくつか。
「我々ブリッグズ兵はボスが不在でもひるまず動く事ができる部隊だという事をお忘れですか」
「…どうだブラッドレイ」
「私の部下は強かったろう…?」
「父親だからだよ」
「必要とか理屈じゃないんだ」
「おまえ達が何より大事なんだ」
「幸せになってほしいんだ」
オリヴィエ様が好きなんで、オリヴィエ様がらみのセリフがふたつ。
ブリッグズの皆さんにしても、マスタング大佐の部下の皆さんにしても、チームとしての一枚岩っぷりがすごく好きなのでした。
より少数精鋭なのはマスタング大佐ですが、砦ごとのチームワークという事でブリッグズの皆さんの方がより好みであります。
後はホーエンハイムさんのセリフ。
親ってそうだよなー。
子供に対しては。
という気持ちがなんだかひしひしと伝わってくる感じで。
非常にまとまっていてよかった最終回ですが、個々のキャラクターのエピソードをもうちょっと掘り下げていただいてスピンオフを描く場があったらいいのになーという印象です。
これは雑誌編集者の方次第だとは思うんですけどね。
マスタング大佐とかならともかく、イズミさんで一本とか正直難しい気がするので……。
外伝も短いんですが、テーマをはっきりと描いていて、「鋼の」ってそういう事だったのか。
「錬金術」ってこういう事なのかもな、としみじみ感じたのでありました。
ああ、あとメイとアルの話とか、リンとランファンのその後とかもはげしく見たいです。
二次創作に求めるしかないのかなー?