A6notes

雑記帳に書くように、気軽に書いています。

派遣村を肯定する事と、派遣切りを否定する事は分けて考えた方がいいような気がするのですが……。

派遣になったのは自己責任だと言う人が居れば、

派遣村に集う人は別の仕事を探した方がいいという人もいる。

(実際外食産業や農業は慢性的に人手不足だ)

派遣村に集うのは一種の抗議行動では無いかと思うので、双方理解しあう事はできんのでしょうなあ。

職業選択の自由~、アハハ~ん♪

というコマーシャルも既に遠い昔の出来事のようです。

理不尽に解雇された人に、でも大丈夫!

他に仕事はあるから!

と、今までのキャリアが全く活かせない仕事を紹介されてもポカーンですし、けれども、外食産業でサービス残業の嵐にきりきり舞いしながら日々がんばっている人や、農業に従事していて朝早くから夜遅くまで働いて、賃金は実家暮らしで無いとどうにもならない人から見たら、怒りを覚えてしまって自己責任論が出てくるのもしょうがないのでは無いかと思いますよ。

じゃあそんなにつらいなら仕事辞めろよという向きもあるかもしれませんが、そうなると色々立ちゆかない事もあり、モチベーションをキープしている人も中にはいるという事で。

ただ、一部の人達に対して税金で場当たり的にどうにかするのでは無くて、もっと根本的な部分を改善するのが政治では無いかと思うので、私はあの抗議行動の方法については賛同しかねるのです。

しない善よりする偽善、とも思いますが……。