2008-07-07 赤城山大沼の主の話 日常雑記 赤城山中央部のカルデラにある火山湖、大沼。 畔には赤城神社があり、冬は結氷もするそうです。 この大沼の主が赤城山録の姫君を夏の避暑に来たおり、見初め、ある年、姫が十六になった年、ついに湖底の城へ連れ去ってしまいました。 嘆き悲しむ姫を慰める為、湖の主は、湖に近づいた同じ歳の娘をはしから湖底へ連れ去るようになったとか。 だから、大沼には、十六の娘は近づいてはならんのだそうです。 ひ……ひどい。 榛名湖にも大蛇伝説はありますが、こちらは自ら入水した姫君が転じた姿だそうなので、性別としては女性のようです。