A6notes

雑記帳に書くように、気軽に書いています。

目の前が川

宿泊したのは滑川温泉という、奥羽本線峠駅から車で15分ほどのところです。

一軒のみの温泉宿でして、路線バスなどはなく、旅館の人が駅まで送迎してくれるのです。

着いたら着いたで、AirH”はおろか携帯電話も圏外という場所。

近くに滑川大滝があり、このあたりまでくると(山の上のせいか)携帯のアンテナが一本だけ立ちました。

送迎に来てくれた宿の人とおしゃべりした時に、

「川の音は気になりますか?」

と、問われました。

着いてみて納得。

部屋からは小川のせせらぎ、というよりは、豪快な川の流れる音が。

しかし自然の音です。

かえってそれも情緒だなー、とわりと簡単に慣れてしまいまいした。

露天風呂も川の目の前です。

自分のオリジナル設定で恐縮なんですが、暴走劇場で若とミズキが遭遇したのってこんなイメージだなあ、などと思い返してみたり。

前に伊豆の温泉につかった時も、切り傷の治りが早まったような気がしておりましたが、今回の温泉ではアトピーでかきむしったあとが少し良くなったような気がします。

帰りは福島経由で新潟まで。

途中会津若松で下車し、鶴ヶ城へ行ってきました。

元々は石垣のみの城址だったのを、昭和40年代に天守閣を作り直したのを、最近さらにリニューアルしたのだそうです。

タクシーの運転手さんの話ですと、鶴ヶ城は元々個人の持ち物だったんだそうです。

会津藩士で、当時仙台で郵便局長までつとめた方だそうで、国のあつかいになるとどうなるかわからなかった為、(新政府と対立していたわけですし)個人の資産とし、のち会津若松市に寄付したんだそうです。

お話だけなんで、ちゃんとウラとってないんですけど、すごい話ですなー。

と、感動してしまいました。

やるなあ、会津藩士。