A6notes

雑記帳に書くように、気軽に書いています。

なんとなく主語は「僕」で

僕にもそんな頃があったのだ。

少女は少年にアコガレて、心の中に架空の少年を作り出す。

女は生まれた時から死ぬまで女だけれど、少年は、男性性とはまた異なる中性をもって、鮮やかに、しかし清清しく存在して欲しい。と、セツに願ったり。

そうでなくても女子高、女子寮(一応大学は共学ではあったが)とくると、単性の集団には、どうにも男役をやる必要があったので。

イタイ。と評されてしかるべきではあるのだが…。

えー、前置きが長くなってしまいました。給料日前だというのに衝動で本を大量購入。

トートツに川上弘美が読みたくなって、

「龍宮」「蛇を踏む」。何でか前から気になっていた三浦しをんの「白蛇島」。皆川博子の「巫女」「鳥少年」長野まゆみが含まれていないのがポイントとか…。いや、長野まゆみは「天体議会」を持っているし、どうかすると古本屋で買えたりしますから…。

少し前に買った湯本香樹実の「夏の庭」、梨木香歩の「裏庭」も含め、何だか女流作家フィーバー中のようです。

この間まで浅田次郎のプリズンホテル(結局読了しました)を読みふけっていたにもかかわらずこのギャップは…。

夏だから。という事で、ひとつ。

そして、少年をよりキレイに描き出すのは何故か女性。(ちなみに少女は男性作家な気が…、いや、皆川博子のホラーには少女、出てきますけれども)

さっそく白蛇島、読了。

やはり閉塞した島の話はヨコミゾ以来スキですが、「黒祀の島」を書いた小野不由美の書架が「エンターテイメント」で、この「白蛇島」が「日本文学」の書架にあるのは何故なんだジュ○ク堂…。

そういえば、芥川賞候補リストをつらつらと眺めていたならば、昭和61年の候補作に「豚神祀り」というタイトルがあって、ををっ!どんなんだろう?と、検索してみれば…。「居酒屋ゆうれい」を書いた人らしいです。山本昌代という…。今「豚神祀り」の収録されている本を探しています。(この方「魔女」という著書もあります)

ああ、インターネットって本当に便利…って、最初と主題変わってるし!

まだDVD見てないです。(T_T)本当にスキなのか?「千と千尋