「龍の娘」は、予想以上に書いていて楽しいんですが、やはりちょっと趣味に走りすぎた感がある、という事と、何しろダラダラと長い。
完結のあかつきには紫翠祭に作品を提供してくださったお二方には、お詫びに行かなくてはならないんですが、まずは全体的な反省点を。
・5月の段階で書き溜めたストックが何もない状態での見切り発車だった。
・プロットを書いておいてディスクがとんでしまったため、脳内に残った記憶の断片でやってしまった為、予想以上に暴走してしまった。
・とにかく5月中に終わらなかった。
・趣味に走るかあまり、季節コンテンツ色を充分に出せなかった。
・とにかく長い。
オリキャラばっかりで、ちっとも二次創作でない点もマズかったと思います。
逢魔に関しては、もはや大筋もある程度できてしまっているので、無理ですが、今後はもう少し映画に沿った、ハクと千尋、ないしは油屋の面々のキャラクター、世界観を生かした「短編」(これが重要)に挑戦していきたい、と。
1ページで、きちっと世界観を再現、ないしはイメージ豊かにひろげてらっしゃる創作を多数拝見しまして。
長めの話、まして、オリキャラ満載、というのはある意味話を自分のフィールドで展開できるので、実はラクです。(…と、私は思います)
趣味でやってるサイトですから、自分の好きにやるのが一番いい、とは思います。でも、何がしか自分に課題のようなものを課すのもおもしろいのではないのかなー。と。(実現できるかどうかはまた別として)
たとえば、キャラを挿げ替えたらなんの作品かわからなくなってしまう…というのでは、何のために著作権侵害の無礼をおしてまでモノを書くのかわからなくなってしまうんではないのかなーーーっと。
何でも自分の自由になる反面イチから世界を構築しなくてはならないオリジナル。
世界観やキャラクターに制限はあっても、魅力ある世界を使わせてもらうことのできる二次創作。
どうも私はオイシイところをとりすぎてしまった感があるなあ、と。
魅力的な世界をお借りしつつ、自分の自由度を高めにしていたんじゃないかな?と。
既存の素材を料理する技術がないからこその展開ではあったんですけれども。(^^ゞ文章の技術、というのは、囚われるとぬけられなくなる底なしの沼のようなものかもしれません。だからこそ、苦手なこともやってみたいな、と殊勝げな事を言う前に、完結させなくてはならないお話の多いこと…。
口を動かさないで体を動かしな、と、よく母に怒られたモンです。