A6notes

雑記帳に書くように、気軽に書いています。

花を踏んでは同じく惜しむ少年の春

背燭共憐深夜月

踏花同惜少年春

楽天

ネットって本当に便利ですね。

本日は靖国神社の夜桜能に行って参りました。

以前日記にチケットがとれなかった旨書いたところ、親切な方が譲って下さいまして…。ああ、ありがたや(T_T)

本日の演目は

岩船(いわふね)

附子(ぶす)

西行桜(さいぎょうざくら)

でした。

桜がほとんど葉桜になってしまっていたのが残念ですが、篝火と、闇に響いてくる笛の音、鼓、太鼓の音、地謡のハーモニーは、(まだ実は2回目なんですが)本当にうっとりいたします。

帰りの電車でパンフに前文掲載された西行桜を読んでいて、最後に、桜の精が朝日に消えたのちの地謡の中に「花を踏んでは同じく惜しむ少年の春」というフレーズがありまして、おりょ?これどっかで読んだゾ…と。氷室冴子原作の「ざ・ちぇんじ」(私はコレ漫画で読みました)にそんなセリフがあったなあ、確か。…と。

西行の歌にあるのかなあ?

でも「ざ・ちぇんじ」は平安時代後期の設定ではナイような気がするぞ…と、ネットで検索したらテキメン。

漢詩だったんですね。

検索エンジンて本当に便利だなあ。

と思いました。