花を踏んでは同じく惜しむ少年の春
背燭共憐深夜月
踏花同惜少年春
白楽天
ネットって本当に便利ですね。
本日は靖国神社の夜桜能に行って参りました。
以前日記にチケットがとれなかった旨書いたところ、親切な方が譲って下さいまして…。ああ、ありがたや(T_T)
本日の演目は
岩船(いわふね)
附子(ぶす)
西行桜(さいぎょうざくら)
でした。
桜がほとんど葉桜になってしまっていたのが残念ですが、篝火と、闇に響いてくる笛の音、鼓、太鼓の音、地謡のハーモニーは、(まだ実は2回目なんですが)本当にうっとりいたします。
帰りの電車でパンフに前文掲載された西行桜を読んでいて、最後に、桜の精が朝日に消えたのちの地謡の中に「花を踏んでは同じく惜しむ少年の春」というフレーズがありまして、おりょ?これどっかで読んだゾ…と。氷室冴子原作の「ざ・ちぇんじ」(私はコレ漫画で読みました)にそんなセリフがあったなあ、確か。…と。
西行の歌にあるのかなあ?
でも「ざ・ちぇんじ」は平安時代後期の設定ではナイような気がするぞ…と、ネットで検索したらテキメン。
漢詩だったんですね。
検索エンジンて本当に便利だなあ。
と思いました。