A6notes

雑記帳に書くように、気軽に書いています。

やさしさに支えられるSF

アニメ orange12話のネタバレを含みます。




「未来の自分から手紙が届く」というところで、いったいどんな方法で? が、気になって見始めたorange。ついに仕組みが判明しました。
過去への手紙をブラックホール(と、作中では言っていましたが、一種の次元ホール的な場所)から手紙を過去へ送り、所定の日時に届けてくれるようお願いする。(バミューダトライアングルまで手紙を出しに行くのか……行動的だな、皆)

というものでした。

見つけた誰かが指定の日(多分始業式の前日)に届くようにしてくれたんですね。
なんというやさしい世界!(皮肉ではなくて)

最初は菜穂ちゃんがじれったくて、モキーーー!!!!と、なりましたが、菜穂ちゃんの、自分がガマンすれば丸く収まるという性格は、翔や翔のお母さんとも通じるところがあって、そんな菜穂ちゃんだから翔も惹かれたのかしらとか納得してしまいました。

友達皆がいい子だしねー。特に須和君が男前すぎて、もう、翔、須和君とくっついちゃえよ。とか思うレベル。(何気に貴子ちゃんも男前でしたが……)

少女漫画だったら、須和君と翔の間で揺れ動く菜穂ちゃんってのをもうちょっとひっぱったのかもしれませんが、そのあたりの恋愛部分は比較的あっさりと。翔を助けたいという友情の話になっていったのもすごくよいです。

今気になっているのは、最終的に手紙を出した世界と手紙を受け取った世界はパラレルワールドという事になると思うんですが、そのあたり、ラストでどういう演出になるのか、手紙を出した世界の皆も安心できるといいなあとか思っております。……あと一話ですけど。

最初の二話あたりで、ダメかも……と、思ってましたが見続けて良かったです。