文庫版二冊
大学時代に寮の友人が「雨の日は恋をする」を持ってまして、坂井久仁江先生はけっこうハマりました。
デビュー作に出てくる人物の一人が聖闘士星矢の瞬そっくりってのがまた……。
こっそり、未来の記憶、風の行方がロスサガに見えてしょうがないのは私だけです……。
さて、坂井久仁江先生が国枝彩香先生へ転身されるまさに分岐点的な作品、「花盛りの庭」昼メロも真っ青のヘヴィな内容が重苦しくならないのはすごいです。
また、「約束の家」でああいうオチになるのも好みでした。
大河ドラマというほど大げさなものではないのですが、ホームドラマとしてのおもしろさ、ただ軽いだけではない背景をさらりと描ききられているところにとても惹かれております。
花盛りの庭 1 (1) (HMB S 5-1)
坂井 久仁江
花盛りの庭 2 (2) (HMB S 5-2)
坂井 久仁江