A6notes

雑記帳に書くように、気軽に書いています。

決戦・壇ノ浦

本日ついに「壇ノ浦の合戦」です。

(大河義経の話です;)

景季の好青年風にのっけからくらりとしてしまいました。

戦シーンもさることながら、大変鮮やかに描かれております平家方の女性陣にも注目です。

乱れ髪の知盛様がステキでありましたし、

決意を秘めた瞳の女性達。

資盛殿の最期(実は私小泉孝太郎君けっこう好きだったりします)。

二位の尼御前のりりしいことといったら!

明子と知盛の別離。

覚悟を決めた能子。

次々とその身を海に躍らせて行く平家の女性の単があざやかで、しかしとても哀しい、美しい場面でありました。

最後の最後で視線をあわせた二位の尼、と義経の場面。

沈んでゆく草薙の剣。

そして、宗盛殿はあくまでもオチに使われてしまうのか。

あんまりだ;

「見るべきものはすべて見た」

実は、この言葉のあと、青天を仰いでいただきたかったんですが(これはあくまで私の個人的イメージ)平家方の赤い旗が海に沈んでゆき、壇ノ浦の合戦は幕を閉じるのでした。

この先は、また、哀しいんだよなあ。

池田屋以降の新撰組もそうなんですけれども、これからは郎党との別離、兄との確執が待つ義経殿の命運もまた、哀しいのです。

(でも見るけど)