A6notes

雑記帳に書くように、気軽に書いています。

阿修羅城の瞳

どうも、人気が無いようで、こりゃ急いで見に行かないと、あってまに終了しちゃいそう。

という危機感でもってあんまし期待してなかったんですけど(ネットで酷評されていたので)なんだよ、おもしろいじゃん。

とか。

実は、私滝田監督の陰陽師、二回見に行って二回とも居眠りこいちゃったんで、ちょっと心配だったんですよ。(陰陽師ったら、ヒット作ではないですか)

そもそも音楽がとてもよろしく(菅野ようこ)、あの長い舞台をよくまとめたな。って感じでしたが、はしょってる感じはしませんでしたし。(むしろ場面によっては補完されていたともいえますし)

私、渡部某氏ってけっこうニガテなんですけど(ケイゾクの真山さん除く)ちょっとかっこいいなー、と思ってしまいました。あの、蛇っぽく、キシャーと喉ならすところとか。

いや、しかし市川染五郎肌キレーだなー。宮沢りえよりキレーなんではなかろうか。肌。

舞台だと熱演のあまりたいていは汗まみれなんですけど、それは映画。染五郎さんの涼やかー、な表情はあくまでも涼やかに。

宮沢りえの顔が阿修羅像にかぶる演出はちょっとあんまりだと思いましたが、ラストシーンなんて舞台まんまでしたし。

でも舞台であった色の白黒の対比は、映画では画として映えないのか両方白っぽかったのがちょっと残念でした。

パンフも買って、サントラも買いそうな勢いです。

期待しないで見た映画が期待以上におもしろかったって、けっこううれしいですね。

今年の邦画は、あと「戦国自衛隊」「亡国のイージス」「交渉人真下正義」「妖怪大戦争」「姑獲鳥の夏」「容疑者室井慎二」を見る予定です。

予告で見た、「オペレッタ狸屋敷」もおもしろそう。